✊ZEH(ぜっち)✊
皆さんこんにちは☀
ゴールデンウイークも終わり、お客様の棟上げも無事終わり
暑くもなく寒くもなく、本当に一番好きな気候のここ最近です!
太陽の光も程よいですね!
そんな太陽の力を住宅でも利用することもあります!
最近ではよく
「太陽光どうする?のせる?太陽光どうしよっか?」
というような会話を耳にすることも多くなったのではないでしょうか?
その「太陽光」に繋がるようなお話をさせて頂きます✊
最近よく「ZEH」ゼッチという言葉を聞いたり見たりします!
「スマートハウス」という言葉に代わって、「ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)」という言葉が家づくりの新しいスタンダードとして登場してきました!
国は、「2030年までに新築住宅の平均でネット・ゼロ・エネルギーを目指す」ことを宣言しており、住宅づくりをするすべての主体を巻き込んだ国策として取り組まれています!
国の推進する「ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)」、「ネット・ゼロ・エネルギー」とは一体どのようなものなのでしょうか?
まず
住宅は冷暖房や給湯、照明などでエネルギーを使っています!
日本のエネルギーの多くは火力発電で賄われています!
つまり、化石燃料を燃やすことで作られています!
化石燃料を燃やすことで地球温暖化の原因となるCO2が発生しますし、化石燃料は有限なので使い続けているといつか無くなってしまいますよね。
旧来の住宅のままでは、住宅が造られるたびに化石燃料の消費量は増大し、限りある資源は枯渇してしまいます。
このような、持続可能でない構造の上に住宅産業が成り立っていることに警鐘が鳴らされており、世界中で対策が考えられています!
持続可能でない住宅産業の構造に終止符を打つべく、世界中で導入され始めているのが、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)です!!
ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)は、海外では「zero energy building」と呼ばれています!
ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)とはどのようなものでしょうか!
まず、火力や水力、太陽光などの、自然から得られるエネルギーのことを「一次エネルギー」と呼びます!
ZEHを造るときは、まず「住宅が消費する一次エネルギー」を設計時に算出します!
そして、消費する一次エネルギーを上回る量のエネルギーを、太陽光などの自家発電によって創り出せるように設備を導入します!
「年間の創出エネルギー量」が「年間の消費エネルギー量」を上回ることができれば、消費するエネルギーは実質ゼロということになります!
住宅で消費する分のエネルギーは、その住宅で作り出す、これがZEHの基本的な考え方です!
では、ZEHを実現するために、実際どのようなことをしているのでしょうか?
まず挙げられるのが、住宅の省エネ性能の向上です!
住宅が消費するエネルギー量を減らすことができれば、発電するエネルギー量も少なくて済むので、ゼロエネルギーは実現しやすくなりますよね!
省エネ性能の向上に関する基本的な考え方は、「省エネ法」が定める「省エネ基準」に準じています!
そこで「ZEH」にするにあたって、エネルギーを創る代表的なものが太陽光発電システムです!
太陽電池パネルを屋根に設置して、太陽エネルギーで発電をするシステムです!(あ!!太陽光だ!!(笑))
その他創エネルギー設備には、風力発電システムや燃料電池(エネファーム)などがあります!
※ただ、注意しないといけないのは、「なんちゃってZEH住宅」もありふれています!
例えば、光熱費が1万円で太陽光で1万円分の発電をしてチャラになる住宅もあれば、光熱費が3万円。性能の悪い住宅で太陽光もその分たくさんのせて、3万円分を発電させてチャラにする。
実はこれも「ZEH」と言えば「ZEH」です!
普通に考えてみても、使うエネルギーの光熱費が多くてその分電気を生み出せば良いってもんじゃないですよね。省エネじゃないと意味がありません。
地球の未来を見据えたゼロ・エネギー・ハウスは、高機能なだけに建築資金も高額になります。でも、国としてZEHの普及を推し進めていることもあり、ZEHに対する支援制度も作られています!
省エネ住宅建設の補助金にはさまざまなものがありますが、中でもZEHに対する「ネット・ゼロ・エネルギー住宅支援制度」は交付額が高額なことで知られています!
交付額は年によって違いますが、平成29年度は1戸あたり定額75万円でした。これは土地の広さや家の規模にかかわらず、一定額が交付される制度となっています!
ただし、気をつけなければいけないのは、ZEHビルダーに認定された施工会社で建てる必要があること。認定を受けていない施工会社では、機能的にZEHの条件を満たしていても補助金は受け取れません!
ZEHの建築をお考えの方、ZEHの資金計画についてもっと知りたいという方は、お気軽にお問い合わせください!
ではでは
長くなりましたが、今日はこの辺で☺
ドロンっ!!