こんにちは。
お空は曇ってはいますが、暖かく感じますね。
今日は「小学校入学式」のところが多いと思います。
入学のみなさん、おめでとうございます✿!!
登校班はまだあるのでしょうか?
小学生を見かけると、
「ランドセルの方が大きいな。」と思ってしまいます。
今日は『上棟式(じょうとうしき』について書きたいと思います。
私は「上棟式」って聞いてもピンとこなくて、
「餅まき」と聞いてなるほど。と思いました。
まず、「上棟」についてですね。
「上棟」とは、柱や梁を組み上げて、屋根の最上部の構造材である「棟木(むなぎ)」を上げることです。
「棟上げ」「建前」とも呼びます。
昔は今みたいに重機もなく、構造材を組み立てるのは全て手作業だったため大変な作業でした。
そこで上棟にあたって、棟梁をはじめ大工さん、鳶職の方々建主や親戚、
ご近所さんたちが集まって感謝を示すためのお祝いのことを「上棟式」と呼ぶそうです。
次に、一般的な「上棟式の流れ」についてです。
地域によってさまざまですので、現場監督や棟梁に相談しましょう。
①どのようなスタイルで行うか決める。
・一般的な形式か、オリジナルのスタイルか
・神主を呼んで祭礼を行うか、行わないか
・日程は上棟した当日か、または別の日か
・場所は建築中の現場か、または別の会場か
②現場監督に事前に話して、参加者に時間と場所を伝えてもらい、参加人数を確認してもらう。
次に一般的な「上棟式の費用」についてです。
総額で10万円~30万円程度になることが多いようですが、地域によっても差があります。
●料理代として……1人あたり3,000~5,000円くらい
●ご祝儀として……棟梁、鳶頭に20,000~30,000円、
その他の工事関係者に5,000~10,000円くらい
●引き出物を渡すなら……1 人あたり2,000円くらい
ここまでを読みますと、手間と費用がかかるということが分かります。
最近では「上棟式」を行わない方も増えています。
また、餅まきだけを行う方もいらっしゃるそうです。
餅まきは「上棟式などで災いを払うために行われた神事」「ご近所さんにお祝いのお裾分け」という意味があるそうです。
「上棟式」を堅苦しく考えず、「感謝」「地域コミュニケーション」と考えたら気が楽になりますね。