マルタ旅🇲🇹⑤ハイライト / カラヴァッジォ
マルタ旅🇲🇹前回の続きです💁♀️
今回の旅で1番のハイライトは首都バレッタにある「聖ヨハネ大聖堂」です。
正式には聖ヨハネ準司教座聖堂(St John’s Co-Cathedral)といい、1573年から1578年にかけてマルタ騎士団の礼拝のために建造された、教会です。
外観はとてもシンプルな石造りですが、一歩中に入ると
豪華絢爛で息を飲む美しさでした。
当時の貴族や支援者がお金を出しまくり完成した(笑)、ヨーロッパで1番豪華な教会らしいです。
床は騎士団員たちのお墓になっており、墓跡にそれぞれの功績等が刻まれています。
天井から床や壁、本当に細かいところまで装飾し尽くされていました。
どこを見ても美しくデザインされていて、桁違いの豪華さにため息しか出ませんでした😭👏
そしてこの大聖堂にはイタリアの画家カラヴァッジォが残した、2つの作品を見る事ができます。
『執筆する聖ヒエロニムス』と
『洗礼者ヨハネの斬首』
この『洗礼者ヨハネの斬首』はカラヴァッジォの最高傑作と呼ばれています。
「光と影の画家」と呼ばれるカラヴァッジォ、この作品も中心にスポットライトが当たっているかのようなドラマティックな描き方、鳥肌ものでした😭(写真が分かりにくくてすみません…💦)
イタリア出身のカラヴァッジォの最高傑作が何故マルタに残っているかというと、彼の波乱万丈な人生が関係しているようです。
なんでもカラヴァッジォ、かなり気性の荒い人物だったようで実はイタリアで殺人を犯し逃亡中のマルタでこの作品を残したんだとか。その後も投獄、脱獄を繰り返したかなりやばい人物なのです😅笑
ただ絵の出来上がりは本当に素晴らしく、そんなカラヴァッジォの暴力的な部分や闇が垣間見えるような不思議な魅力を持った作品でした。
私の中でハイライト中のハイライト、これだけでもマルタに来た価値がありました。
マルタは立地上、これまでに数々の歴史を刻んできました。その為町の至るところにその痕跡が見られ、ロマンを感じる素晴らしい旅となりました🇲🇹
自然も食事も文化も堪能できるマルタ、本当に楽しかったです🤗🎶
帰ってきてしばらくマルタロスが続いていましたが、次はどこへ行こうかな~と計画しつつ、しばらくは大人しくしておこうと思います🤔笑
旅行記、長々と書いてきましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました💁♀️✨