長期優良住宅①
こんにちは!
グレースホーム スタッフの優です☆
本日の話題は【長期優良住宅】について
家は一軒建てるとなると何千万円という費用が掛かるほど
人生において高い買い物ですよね。
新築の住まいを建てるとなると住宅ローンや、
固定資産税をはじめとする税金が心配になりませんか?
実は、そうした不安にこたえてくれる制度が存在します。
それは「長期優良住宅」という、政府が法律で定めた制度です。
「長期優良住宅」と言う言葉を聞いたことがある人も
いると思いますが、実際にどんな制度なのかを
知っている人は少ないでしょう…。 と言うことで、
この「長期優良住宅」がどんな制度なのかをご説明します(^^)
国交省の公式サイトには、長期優良住宅について
次のように書かれています。
『長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で
使用するための措置がその構造及び設備に講じられた
優良な住宅のことです。長期優良住宅の建築および維持保全の計画を
作成して所管行政庁に申請することで、基準に適合する場合には
認定を受けることができます。』
2008年12月5日、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」
(長期優良住宅法)が公布、翌2009年6月4日に施行されました。
それまでの“つくっては壊す”という「スクラップ&ビルド型」の社会から、
“いいものをつくって、きちんと手入れをして、長く大切に使う”
ストック型の社会に転換するため、長期的に住み続けられる
住宅づくり普及に重点を置いた政策です。
この「長期優良住宅法」に基づき、家の構造や設備などが
一定の基準を満たし、長期にわたって維持保存ができる、
つまり長期的に住み続けられる住宅であることが認められると、
税金面などにおいて優遇措置を受けることができるのです。
では、住まいが長期優良住宅に認定されると税制上で
どんな優遇措置があるのでしょうか・・・
【住宅ローン控除の最大控除額の優遇】
【住宅資金贈与の非課税枠拡大】など…があります。
ではまず、【住宅ローン控除の最大控除額の優遇】について
ご説明いたします。
「住宅ローン控除」「住宅ローン減税」という制度をご存じですか?
これは家を建てるために住宅ローンを利用する際、
返済期間が10年以上のローンを組んだ場合は入居後10年間、
住宅ローンの年末残高に応じて、所得税などの控除が
受けられる制度です。その期間、ローン残高の1.0%が
所得税額から控除されます。その金額は、年間で最大40万円、
10年間だと最大400万円が所得税から戻ってくることになります。
これが「長期優良住宅」に認定された家だと、1年で最大50万円、
10年間で最大500万円が所得税から戻ってきます。
つまり、通常の住宅ローン控除(住宅ローン減税)より、
10年間で最大100万円も多く戻ってくるわけです。
次に【住宅資金贈与の非課税枠拡大】について。
家を建てる際、両親や祖父母から資金を提供してもらうケースは
多いでしょう。それを「住宅購入資金の贈与」と言い、
この「住宅購入資金の贈与」には贈与税が掛かります。
贈与を受ける金額が大きい場合は、それだけ支払う贈与税も
高額になるので、注意したほうがよいでしょう。
ただし、一定の基準を満たせば、以下の限度額まで
贈与税が非課税となります。その非課税額は、
住宅購入の契約締結日や消費税率によって違うのですが、
なんと長期優良住宅とそうでないかによっても、大きく異なるのです。
このように、長期優良住宅の場合は
非課税枠が500万円も拡大されます。
では、どのような家が長期優良住宅として認定されるのでしょうか?
次回はその認定基準の概要をご紹介します(^^)
それでは♩