こんにちは！
グレースホーム スタッフの優です☆
本日の話題は、昨日お話しした“パッシブデザイン“に
絡めた“エネルギー”についてのお話です。
まず、エネルギーには“一次エネルギー”と
“二次エネルギー”があるのはご存知でしょうか？
私たちが生活をする上で、使用している
電気や暖房、給湯の熱源の様な、加工されたエネルギーを
“二次エネルギー”と呼び、それらを加工する前の
自然界に存在している状態を“一次エネルギー”と呼びます。
一次エネルギーは下の絵を見ていただくと分かりますが、
石油、石炭、天然ガス、水力発電の水溜め、風力、
太陽光等が該当します。
本当に省エネを考え出すと、一次エネルギーを
二次エネルギーに加工する際にもエネルギーを
使っています。
石油や天然ガスを精製して、灯油やガソリン
都市ガスなどにするだけでも、もちろんエネルギーを
使っていますし、太陽光パネルを作るのにも実際には
エネルギーを使います。
また、発電して送電線を使って電気を送電するだけでも
発電した電気の半分近くはロスしているのです。
そう考えると、家庭でいかに一次エネルギーを利用し
生活できるか...。これこそが、より省エネな暮らしに
なるわけです。
太陽や風の力を最大限に利用して、必要な明るさや
暖かさ、涼しさ、新鮮な空気を得る設計が実現できれば
心地よい暮らしの獲得とエネルギー消費量の
大幅削減につながります。
今の省エネ住宅は、【高気密・高断熱型】・【オール電化型】
【太陽光発電型】・【設備充実型】・【伝統的民家型】
【スマートハウス型】など多種多様ですが、省エネ住宅実現に
本当に必要なのは『自然エネルギー利用設備の活用』
『効率の良い設備や家電の選択』、そして一番重要であり、
省エネ住宅のベースとなるのが“パッシブデザインの実現”です。
上で挙げた多種多様な省エネ住宅の特徴と
パッシブデザインが具体的にどんな設計なのか
についてはまた今度お話いたします。
本日はここまで☆
また来週お会いしましょう(^^)/~
