リノベーションは新築よりも面白い
こんにちは、グレースホームです。
今日はリフォームとリノベーションについてのお話をしていきたいと思います。
まず初めにリフォームとリノベーションの違いについて少し見ていきたいと思います。
リフォームとリノベーション
以前はリフォームという言葉がよく使われていましたが、最近ではリノベーションもよく聞く言葉になってきました。
一見すると同じような言葉ですが、少し意味が異なります。
リフォームは老朽化した建物を新築に近い状態に戻すことを言い、リノベーションは建物に大規模な工事を行うことで、住まいの性能や間取りを今の状態よりも更に向上させたり、価値を高めたりすることを指します。
これからリフォームやリノベーションを考えている方は、2つの違いを理解したうえで検討していきましょう。
建て替えるorリノベーション
住まいを建て替えるか、リノベーションするか迷ったときは、それぞれのポイントを整理して判断しましょう。
■法律面から判断する①(接道義務)
建築基準法には「接道義務」というものがあり、建物を建てる際には少なくとも一面が幅4メートル以上の道路に2メートル以上接していなければならないという決まりがあります。
これは消防車や救急車などの緊急車両が緊急時に入れるようにするためです。
この条件を満たしていない敷地は「接道していない」とみなされ、建物を新築することができません。再建築不可ということになれば、建て替えるという決断が出来ないため、リノベーションを選択するしかありません。
■法律面から判断する②(セットバック)
道路幅が4メートル未満の場合には、建物を道路より後退(セットバック)してたてなければならないというルールもあります。
古い市街地には周辺が宅地に囲まれていて出入りできる幅が2メートルに満たない敷地が多くあります。
建て替えを希望する場合は、その際にセットバックが必要かどうかを自治体や専門家に相談しておくと良いでしょう。
■築年数から判断する
「築〇年経ったから建て替えよう」ということではなく、大切なのは旧耐震基準・新耐震基準のどちらに建てられた家なのかということです。
1982年以前に建てられた旧耐震基準の家である場合は、耐震性を強化したり、構造を補強する方が良いので、建て替えを検討した方が良いでしょう。
旧耐震基準と新耐震基準の大きな違いとして、旧耐震基準は「震度5くらいの地震」を基準としているのに対し、新耐震基準は「震度6くらいの大きな地震」を基準としています。
その他の判断材料として、家の性能(湿気やシロアリの被害など)から判断したり、コストの面から判断することも大切です。
建て替えかリノベーションかを迷っているという方は、自分たちが不安に思っていることを整理して、最優先に考える項目がどちらに当てはまるかを考えていきましょう。
リノベーションは新築よりも面白い
ゼロから新築するのに比べると融通が利かないと思われがちなリノベーションですが、上手に手を加えることで空間は劇的に変わります。
リノベーションで理想の家に近づけるためには「どうやって暮らしたいかを具体的にイメージすること」
家族構成や働き方、ライフスタイルを踏まえたうえで、ご家族の譲れないポイントを洗い出してみましょう。
そこから予算に合わせて間取りや内装を考えていき、5年後10年後の暮らしがどう変わるのかを想像していきます。
大人だけで暮らしていくというライフプランの場合は、大きな吹き抜けにしておき、いつか子どもが生まれた際は床を付けて拡張性のある部屋にするという具合にしておくのも面白いですね。
家づくりは足し算だけではない
一般的な家づくりのイメージでは、間取りや窓や壁、ドアをどこに付けるかといった足し算の考え方が多いと思います。
しかし、リノベーションは引き算の発想で、購入時の間取を活かしつつ理想の暮らしを実現していく考え方も大切です。
例えばコストを抑えるために購入時の設備や建材などをそのまま利用する方法があります。
状態が良い柱や間仕切りの壁の下地、天井の下地など一部でも良いので利用できそうなものがあれば利用していきましょう。
そして「コストを抑えた分をどこに使うか」という事もとても重要です。
リビングなど過ごす時間が長い部屋ほど、こだわりたいポイントを押さえておきましょう。例えば床材に無垢を採用したり、断熱性を高めるなど、毎日を快適に過ごすための工事は前向きに検討することをおすすめします。
引き算の家づくりはコスト面だけではありません。
マンションなどでは部屋数を多く表示するために必要以上に部屋を細分化している物件もあります。
形式的には3LDKでも、実際生活スペースとして使おうとすると「ダイニングテーブルを置くだけで精いっぱい」ということも少なくありません。
そのような時は不要な天井や間仕切りを取り払って大きなLDKを作ったり、必要最小限のキッチンと多目的な可動棚のみを製作するなど今の状態からシンプルな造りに変えることも一つの手です。
GRACEHOMEのリノベーション
GRACEHOMEのリノベーションは「建築家リノベーション」です。
設計の専門家である建築家が、土地の形状や特性を読み解き、住まい手のライフスタイルを考慮し、機能性・デザイン性双方に優れた住宅を設計します。
リノベーションは築年数が経過した住宅を使用するため、気密性、断熱性を担保するのが難しいとされていますが、GRACEHOMEでは築40年の住宅でもC値0.6㎠/㎡を達成いたしました。
ブログ【築40年の平屋】リノベーションでC値0.6㎠/㎡の性能に生まれ変わる
リノベーションであっても全棟気密測定を行い、数値に基づいた確かな性能を実感していただけます。
フルリノベーションのほか、部分断熱リノベーションなど、ご予算に合った施工も可能です。
GRACEHOMEでは、家づくりに関するご相談、資金相談、モデルハウスの見学を随時行っております。
また、期間限定の見学会や実際の住み心地を聞くことができるオーナー邸見学会なども行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
行橋 平屋見学会
南側を敢えて閉じたファサードデザインのコの字型の平屋
■時間 9:00~17:00(最終受付)
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