どうなる?住宅ローン金利
さまざまな種類の住宅ローン
こんにちは、グレースホームです。
今日は気になるお金の話をしていきたいと思います。
住宅金利にはいくつかの種類があります。
それぞれの仕組みや特徴を見ていきましょう。
変動金利
変動金利は半年に一度金融の情勢に応じて金利が変動するタイプで、「短期プライムレート」と呼ばれる優良企業への1年未満の資金貸し出し時に適用される最優遇金利が金利決定の指標とされます。
変動金利の最大のメリットは、変動するリスクが伴う分、他のタイプと比べて金利が低くなりやすいということです。
そのため、利用している人が最も多くなっています。
固定金利
固定金利は、その名の通り住宅ローンの返済期間中の金利が固定になるものです。
「新規発行10年物国債」と呼ばれる長期金利を指標とするもので、市場取引に参加している投資家などの金利の見通しに影響されます。
変動金利に比べて高くなることが一般的ですが、月々の支払いが安定するという安心感があります。
固定金利期間選択型
固定金利には、ローン返済期間中の金利を固定するタイプだけでなく、固定期間を選択し、期間が終了した時点で再度金利のタイプを選ぶことが出来るものもあります。
例えば3年5年10年などローンを組む時に期間を決め、その期間を終えたらその後は固定金利のままでいくか、変動金利に変更するかを選ぶことができます。
期間選択型であれば、金利の状況に合わせてタイプを変更することが出来るようになります。
今後はどうなる
固定金利以外を利用している人にとっては、金利の動向は月々の支払いに影響してくるため、気になる問題ですよね。
結論としては、日銀の追加利上げを受けて、変動金利は今後0.15%ほど引き上げられると考えられています。
現在変動金利を利用しているという人は、2025年1月前後からその影響が出てくるのではないかと言われています。
多くの金融機関では、毎年4月と10月に適用金利を見直しが行われます。
2024年7月31日に追加の利上げが決定したため、各金融機関の基準金利は9月に上がると予想されます。
つまり、10月の見直し時には金利が上がっており、そこから2~3か月後に影響が出ると考えると今年の年末~2025年1月ごろの返済分から影響が出てくるという計算です。
5年ルールや125%ルールを利用している方は急激に金利が上がるということはありませんが、返済額における利息の割合は大きくなると考えられます。
備える方法は?
ここまでは金利の特徴などについてお話していきましたが、では、すでに変動金利で住宅ローンを組んでいるという人は具体的にどう備えるべきなのでしょうか。
まずは、将来の返済額上昇に備え、少額でも良いので月々の貯蓄額を増やしていくことです。かなり地道ではありますが、この方法が一番有効だと言われています。
とはいえ、住宅ローン以外にも物価の高騰などもあり、なかなか月々の貯蓄を増やすというのは難しいかもしれません。
この機会に投資を始めるなどして資金を増やす工夫を検討してみても良いですね。
その他にも毎月返済額を同程度にするための繰り上げ返済をする、全期間固定金利に借り換えるといった方法もあります。
ただし、繰り上げ返済の資金は時間をかけて準備する必要があり、借り換えについても固定金利は変動金利に先行して上昇することから金利上昇に気が付いた時にはすでに固定金利が大きく上昇している可能性があり、難しい判断となるでしょう。
まとめ
今日は皆さんが気になる住宅ローンのお話をしていきました。
GRACE HOMEでは住宅ローンをはじめ、住まいづくりに関することを相談できる「無料個別相談会」を行っております。
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