佐賀県鳥栖市 現場レポート
こんにちは、グレースホームです。
今日は、佐賀県鳥栖市に建設中の現場からレポートをお伝えしたいと思います。
今回担当していただく建築家は「一級建築士事務所GEN INOUE」の井上玄先生です。
井上先生は住宅や別荘、コンドミニアムを中心に土地探しから家具選定までワンストップでサポートし、神奈川県にある「山のセカンドハウス」をショールームに多拠点移住実践と魅力の発信をされています。
井上先生の設計された建築物を見ると、どれも開放感に溢れ、住む人の事が考えられた素敵な造りになっています。
建築家との家づくり
建築家との家づくりの一歩は、土地の視察から始まります。
土地の特徴だけでなく、周辺の状況や隣家の向き、今後この土地がどのように変化していくかなども含めて、様々な所を見ていきます。
日当たりや季節ごとの光の角度を踏まえ、どの位置にどの部屋を配置すれば良いか配慮されるので「窓を開けたらお隣さんと目が合って気まずい…」という心配もありません。
地鎮祭
季節は12月。
雪がうっすらと積もる中、地鎮祭が執り行われました。
地鎮祭は、工事が無事に終わるように行う安全祈願です。
また、その土地を守る氏神様に土地を利用させてもらう許可を得て、工事の安全を祈願するという意味と、住民の繁栄を祈るという意味があります。
地盤
地鎮祭も無事に執り行われ、いよいよ着工です。
今回の家づくりでは、木杭が採用されています。
現在は鉄材やコンクリート材の杭が普及していますが、鉄やコンクリートに比べて地球環境に優しいエコロジーな地盤改良方法です。
荷重に対して適正な支持力判定を行い、使用する木杭の規格、本数を決める事によって、コストが低く抑えらるメリットもあります。
CO2の削減や六価クロムなどの環境汚染をなくし、安全な物づくりができるのはとても魅力ですね。
基礎
地盤の次は基礎です。
基礎は「ベタ基礎」という方法を用いています。
ベタ基礎は基本の立ち上がりだけではなく、床板一面が鉄筋コンクリートになっている基礎の事を言います。
家の荷重を底板全面で受け止め、面で支えます。
また、地面をコンクリートで覆うので、地面から上がってくる湿気を防ぎ、シロアリが進入するのを防ぎます。
型枠を配置します。
はじめに基礎の床ベースにコンクリートを打設しますが、この時に打ったコンクリートが建物の外周に流れ出ないよう、基礎外周にも型枠を組み立てます。
床部分にコンクリートを流し込んだら、次は基礎の立ち上がりの部分にコンクリートを流し込んでいきます。
機械で生コンに内に振動を与えることで気泡を逃がし、コンクリートの強度を高めます。
基礎を長持ちさせるために、一定期間休ませ、養生をして仕上げます。
このようなきれいな基礎が出来上がるまでに時間はかかりますが、永く住まわれる大切な家ですので、丁寧に仕上げていきます。
上棟
基礎が出来上がると木材を搬入し、上棟式を行います。
上棟とは、住宅の建設において、柱や梁などの建物の基本構造が完成し、家の最上部で屋根を支える棟木(むなぎ)と呼ばれる木材を取り付ける事を言います。
地域によっては「棟上げ」や「建前」と呼ばれる事もあります。
上棟式は、無事に上棟が完了したことを喜ぶお祝いの儀式で、職人さんに感謝の気持ちをもてなすための式だと言われています。
上棟式の流れには地域色が色濃く出てくるようですが、一般的には棟梁が棟木に幣束を立てて破魔矢を飾り、建物にお酒と塩、お米などをまいて、お清めをしてから上棟の義を執り行います。
今後は屋根や窓、外壁などの工事が進み、家の全体像が少しずつ見えてきます。
さいごに
今回は、佐賀県鳥栖市に建設中の現場からレポートをお伝えしていきました。
今後も工事が進み次第、レポートしていきたいと思いますので、ぜひチェックしてくださいね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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