ウッドデッキのメリット・デメリット
- ウッドデッキは木製のテラス
- ウッドデッキの種類
- メリット①洗濯物が干しやすくなる
- メリット②憩いの場になる
- メリット③自然と一体化した生活スペースになる
- メリット④ペットの遊び場にも
- メリット⑤趣味スペースとして
- メリット⑥目隠し効果
- デメリット
- さいごに
こんにちは、グレースホームです。
今日は、家を新築する際に憧れている方も多い「ウッドデッキ」についてのお話です。
晴れた日にウッドデッキでお茶を飲みながらくつろいだり、広めのウッドデッキを付けて、休日はバーベキューを楽しみたいと考えている方も多いと思います。
そこで、ウッドデッキを採用する前に知っておきたい、メリットとデメリットを見ていきたいと思います。
ウッドデッキは木製のテラス
改めて、ウッドデッキとは木材又は、木材と樹脂を混ぜ合わせた合板木材などで作られた屋外に設置される木製のテラスの事を言います。
一般的には家と庭の間に設置されることが多いウッドデッキは、家の高さと同等程度にする必要があるため、木材の下に土台となる部分を設置して平らに設置されます。
この構造こそがウッド(木)×デッキ(平らな部分)と言われているわけです。
ウッドデッキは家の構造物ではなく、エクステリアの一部として扱われるので、家の建築とは別の工程や工賃になることが一般的です。
しかし、実際にウッドデッキを設置してみると屋内と屋外の間に作られた「自由なスペース」として、生活の中で様々な場面で活用することが出来ます。
ウッドデッキの種類
ウッドデッキは大きく分けて「人工木」「天然木」2つの種類があります。
まず、無機物である人工木は樹脂でできた素材になります。
人工木のメリットは、何と言っても耐久性です。
ウッドデッキは雨風にさらされる場所だけに、高い耐久性は大きな魅力と言えます。
また、シロアリ被害にあわない事も、これに匹敵するメリットです。
デメリットは、天然木に比べて費用が高い事と、夏の直射日光下ではどうしても高熱になってしまうという事があげられます。
天然木のメリットは、自然な風合いが楽しめるということ。
経年劣化によってその風合いが日々変化していきますが、それもまた魅力と言っていいでしょう。
しかし、経年劣化するという事はどうしても傷みが来てしまうということでもあります。
シロアリの被害も懸念されるので、ウッドデッキを設置したい場合は、人工木と天然木それぞれの特徴を理解した上で選んでいきましょう。
メリット①洗濯物が干しやすくなる
天気が良い日は、庭で定期的に洗濯物や布団を干すという人は多いと思います。
庭に布団を干す時のことを想像してみましょう。
大きな布団を抱えて、屋外まで運ぶ際に段差があったり靴を履き替えなければなりませんよね。
布団を持っている状態では、足元も良く見えません。
普段の洗濯物も、家族が多いご家庭なら洗濯かごを持って往復するのはなかなかの重労働です。
そんな時にウッドデッキがあるお家なら、段差を通らずに屋外に出ることが出来るので、大きな布団を抱えていても移動がラクになります。
メリット②憩いの場になる
ウッドデッキはコミュニケーションの空間としても使う事が出来ます。
大きなウッドデッキならバーベキューをしたり、夏にはプールを置いてお子様と一緒に遊ぶ事も出来ます。
天気の良い日は気分転換に、ウッドデッキに出て食事やおやつを食べるのも良いですよね。
ちょっと外に出るだけでも気分転換になるので、特に小さなお子様がいるご家庭にはおすすめです。
メリット③自然と一体化した生活スペースになる
ウッドデッキは自宅のリビングと庭をつなげる形で設置するケースがほとんどです。
そのため、開放感のある広い生活スペースとなり、まるでもう一つのリビングのような感覚にする効果があります。
ウッドデッキとリビングを同じ高さにして一体感を出すので、生活スペースを広く感じる事が出来るでしょう。
メリット④ペットの遊び場にも
ウッドデッキで遊べるのは小さなお子様だけではありません。
ペットを飼われているご家庭にとっても、ウッドデッキはおすすめです。
庭の場合、一度外に出してしまうと土を室内に入れてしまう事もありますし、足を洗ったりといった手間もかかります。
ウッドデッキであれば、外の空気に触れさせてあげられますし、土が室内に入る事もありません。
ご飯をあげてこぼしたり、トイレをしてしまってもサッと水で洗い流すだけで良く、フェンスがあればリードを繋がなくても思い切り遊ぶことが出来ます。
メリット⑤趣味スペースとして
ウッドデッキでは、ガーデニングやDIY、スポーツ用品を洗うなど、様々な趣味にも活用することが出来ます。
庭の場合は芝刈りが必要だったり、虫の多い場所で作業しなければならないこともありますが、ウッドデッキであれば植栽の維持や管理が苦手な方でも、プランターや鉢で気軽に植栽を楽しむことが出来ます。
DIYをしていて木くずが出ても気にする必要がありませんし、塗装をしたり、ノコギリで裁断する際も作業台として活用できます。
メリット⑥目隠し効果
家が道路に面していると、家の中がよく見えてしまいますよね。
昼間はカーテンを開けて、外の景色を楽しみたいという方が多いと思いますが、外からの視線が気になる状態だとそうもいきません。
そんな時にはフェンス付のウッドデッキを検討してみましょう。
フェンス付のウッドデッキは、主に小さなお子様の落下防止や、ペットの危険を考慮して付ける場合が多いですが、目隠しとしても効果があります。
デメリット
メリットが多いウッドデッキですが、デメリットもあります。
●メンテナンスが必i要
天然木のウッドデッキは、経年劣化によって色あせや割れが発生してきます。
比較的持ちが良いアクリル塗装でも、2年程度で塗り直しが必要なので、こまめにメンテナンスをする必要があります。
●デッキ下のお手入れが大変
一般的なウッドデッキは、室内の床と高さを揃えるように設置します。
そのため、デッキの下部分には空洞ができ、どうしても雑草や枯れ葉が入ってしまいます。
●費用がかかる
通常の芝生などに比べて、当然ですが費用が掛かります。
特に広いウッドデッキでフェンスも付ける場合などは、大きな費用になるので、しっかりと検討しましょう。
さいごに
ウッドデッキは、庭の有効活用に役立つエクステリアです。
人工木材と天然木材でもそれぞれにメリット、デメリットがありますので、設置する目的や重視したいポイントなどを明確にして、適したウッドデッキ選びをしてみてください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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