冬の庭仕事
こんにちは、グレースホームです。
寒くなると、庭の花壇も並行して寂しくなってきてしまいますよね。
寒さが厳しい季節ほど玄関や庭を明るくしておきたいものです。
冬は花が少ない時期ですが、寒さに強い花で冬の庭を華やかにしていきましょう。
パンジー、ビオラ
パンジーやビオラは10月下旬~5月中旬が開花時期で、白赤ピンク、オレンジ紫など花色もさまざまです。
耐寒性があり、開花期が長い事や初心者でも育てやすいことから、人気のある花です。
植え付け後にはたっぷりと水を与える必要がありますが、庭植えの場合はほとんど必要がなく、鉢植えの場合でも土が乾いたら水をやる程度でお手入れも簡単です。
プリムラ
プリムラは、ヨーロッパが原産地の草花で、開花期は11月~4月くらいまでです。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりと水をやりましょう。
開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないように注意しながら株元の土に直接水をやるようにしてください。
庭植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
シクラメン
シクラメンは地中海地方が原産の球根植物です。
ガーデニングショップに行くと豪華な雰囲気の大鉢シクラメンから、屋外の寄せ植えや地植えでも楽しめる小さなシクラメンなど様々な品種から選ぶ事が出来ます。
水やりをする時には、球根や葉、花に水がかかると腐ってしまう原因になるので、必ず地際からあげるようにしましょう。
また、寒さに慣れていない状態で植え付けるよりかは、真冬になる前に植え付けて少しでも寒さに慣らしてから冬を迎える方がベストです。
クリスマスローズ
クリスマスのバラという意味をもつクリスマスローズは、その名の通り冬から早春の時期に花を咲かせる数少ない花です。
ローズと言っても実はバラの仲間ではなく、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物です。
地植えの場合は基本的に水やりは必要ありませんが、鉢植えの場合、10月~5月は土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげて下さい。
ノースポール
ノースポールという名前の由来は、花付がよく株全体を真っ白に覆うように見える所が北極を連想させることからきています。
はっきりとした濃い黄色と白のコントラストがキレイな花です。
水やりは土が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。
蒸れに弱いので水のやりすぎには注意してください。
寒さの苦手な植物は室内へ
本格的に寒くなってくると、耐寒性がない植物はだめになってしまいます。
まずは育てている植物の耐寒温度を調べてみましょう。
寒さが苦手な植物は春になるまで室内に移動してあげてください。
室内に入れる事が難しい場合、出来るだけ風に当たらないように、ビニール袋で覆うなどして工夫をすると良いでしょう。
植物も呼吸をしていますので、蒸れ防止の為に隙間を作ることも忘れないでくださいね。
比較的冬でも暖かい地域なら、軒下に置くだけでも風よけになります。
落葉樹の剪定をしておきましょう
夏に葉が生い茂ると剪定する、というイメージを持っている方も多いと思いますが、落葉樹の剪定のベストなタイミングは冬です。
落葉樹は冬が来る前にすべての葉を落として、休眠する状態になります。
葉が無い方が枝の全体が見やすいだけでなく、冬に残っている太い枝と枯れ枝は不要な枝なので、春になる前に必ず切っておく必要があります。
落葉樹の場合は、木の幹に十分な栄養が蓄えられているため、太い枝を切ってもそれほどダメージはありません。
むしろ冬に剪定を行っておかないと、病害虫が生息しやすかったり、太く残っている枝に栄養を取られて、樹勢が悪くなってしまうからです。
外での作業はつらいですが、冬の間に落葉樹の剪定を済ませておきましょう。
時間があれば雑草処理
雑草と言えば春夏に最盛期を迎えるイメージですが、秋や冬にも意外と多いことをご存知ですか?
冬の雑草はカラスノエンドウやホトケノザ、ナズナ、タンポポなどが代表的です。
1年で最も草花の少なくなる冬は、越冬する雑草を根絶するチャンスですので、時間があれば処理しておきましょう。
ただし、雑草取りに夢中になってしまうと体が冷えて風邪を引いてしまう心配もありますので、温かい格好で臨み、途中で部屋に入って休憩を挟みながら作業するようにしてください。
さいごに
12月に入り、寒さも本格的になってきましたが、厚着をしていれば日中は過ごしやすい日もあります。
真冬になる前にぜひ、庭のお手入れをしてみて下さいね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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