変形地の良さと活用法
こんにちは、グレースホームです。
今日は変形地のことについて触れていきたいと思います。
一生に一度の家づくりを始めるために、まず必要なのが土地選びです。
土地と言われると、平坦で四角か長方形というイメージが多いと思います。
しかし、実際に売られている土地はそういった土地ばかりではありません。
土地が斜めになっている傾斜地や、極端に狭い土地、三角形や台形など四角以外の土地、旗竿地と言って旗のように入口は狭く、その奥に広い敷地が広がっている土地などさまざまです。
変形地を買うメリット
それでは、変形地は購入リストから外した方が良いかと言うと、そうとは言い切れません。
変形地は他の土地に比べて価格が低く設定されていることが多いので、立地の良い場所や広い土地を安く買う事が出来ます。
また、旗竿地は入口が狭いので、プライベートが守られるというメリットもあります。
変形地のデメリットは、土地を活用出来ていない家を建てた場合、住居部分が狭くなるといったところなので、そこをクリアさえすれば、むしろお買い得な土地とも言えます。
また、土地に合わせて素敵な建物を建てる事が出来れば、他にはないオリジナリティのある家づくりが出来る魅力があります。
変形地の家づくり
それでは、実際の施工例を見ていきたいと思います。
今回ご紹介するのは、台形の変形地に建てられた弊社モデルハウスです。
三角形や台形は、土地に合わせて家も「くの字」に曲げる事で、土地を最大限活かすことが出来ます。
土地に建物を合わせることでデッドスペースを無くすことができ、内側は外から見られにくくなるため、プライべ―ト空間を作る事も出来ます。
土地の視察
変形地を最大限活かすためには、専門家の力が必要です。
建築家はその土地の特徴や、近隣の環境など現地に出向いて土地の視察を行います。
今回は、この土地に「広々としたリビング」「バーベキューのできるウッドデッキ」「ロフト」までを盛り込んだプランを考えて頂きました。
こちらは、玄関を正面から見た時の景色です。
基礎工事が進むと、土地の変形具合がよく分かります。
そして、この土地を活かした建物の形が何となく見えてきました。
そしてこちらが、完成後の外観です。
建物が「くの字」に曲がっているのが分かります。
この屈折によって、正面のスペースに余裕が生まれ、駐車スペースも2台は確保することが出来ます。
内観
玄関を入ると、広々空間のリビングがあります。
スタディーカウンターは、二人が横並びに座っても余裕のある広さです。
大きな掃出し窓からは陽の光が差し込み、照明を付けなくても明るい空間になっています。
リビング横にはウッドデッキがあります。
ウッドデッキ上に作られた軒は、冬は陽の光を取り込みやすく、夏は遮るように綿密に角度が計算されているので、室内はエアコン1台で快適に過ごすことが出来ます。
この広さのウッドデッキなら、大人数のバーベキューでも余裕がありますね。
ウッドデッキの奥は、外に作られた水栓やキッチンにも直結しているので、洗い物はリビングを通ることなく、ウッドデッキからそのままキッチンに運ぶことが出来ます。
ロフト
寝室と洗面スペースとの間に作られたロフトもこの広さです。
天井に近い所に窓も造られているので、明るさも問題ありません。
ロフトは寝室として使ったり、フリースペースとして一人時間を楽しむ時に使う事もできます。
また、ロフトを作る事によって天井を高くする造りになるので、その分空間を広く見せる効果も期待できます。
お知らせ
今日ご紹介した中津モデルハウスの特別内覧会を今週末から開催いたします。
変形地であることを感じさせないこちらのモデルハウス、ぜひ実際に見て感じてみてください。
「中津モデルハウス特別内覧会」
●10/29(土)~10/30(日)
●11/26(土)~12/4(日)
10:00~17:00(最終受付)
※詳細・ご予約はイベントページからお進みください。