賃貸と持ち家、月々の支払いは?
こんにちは、グレースホームです。
早いもので今日から10月ですね。10月に入ると一気に秋が深まって、あっという間に冬に向かっていく感覚があります。過ごしやすい秋の気候を思い切り楽しみましょう。
さて、今日はお金についてのお話です。
家づくりを始めるきっかけは何かと考えると、色々出てくる中に必ずお金のことが入ってくると思います。賃貸と持ち家、どちらが自分にとってメリットがあるかを様々な観点から見ていきましょう。
賃貸のメリット
まずは賃貸住宅のメリットを見ていきましょう。
お金に関する賃貸のメリットは初期費用が安く済む点です。ひと昔前の「敷金礼金各2ヵ月分」のような物件は今では珍しくなり、初期費用はかなり抑えられるようになっています。初期費用が安いということはお金を貯める努力が少なくて済むということです。
次に、ライフスタイルの変化に合わせやすいという点です。お子様が生まれたタイミングや、反対に自立して出ていく時など、生活が変わる事はいくつもあります。賃貸なら、そのタイミングで好みの大きさの家に手軽に引っ越すことが出来ます。
また、万が一近隣住民とのトラブルがあった時も、引っ越すことで回避することができますし、固定資産税も払う必要がありません。設備の交換や修繕費などの費用負担がないというのも大きなポイントです。
デメリット
賃貸のデメリットは、いくら月々の支払いをしても自分の財産にはならないという点です。毎月、住宅ローンと変わらない金額を払っているなら、将来的に自分の財産になる持ち家の方がメリットはあります。
その他にも内装や設備、間取りなどが自分で決められない事や、高齢になったときに契約の更新が出来ないこともあるので、その点は注意が必要です。
転勤が多い職種の人や、ローンを組みたくない人、健康に不安のある人などは持ち家よりも賃貸の方が向いていると言えます。
持ち家のメリット
次に持ち家のメリットを見ていきましょう。
先程もお伝えしたように、持ち家は将来的に自分の財産になるという点が大きなメリットです。賃貸に住んでも毎月の居住費は必ず払っていかなければならないので、それならば自分の家を建てたいと考える人は多いと思います。
その他にも、内装や設備などのクオリティが賃貸住宅に比べて高い事や、自分のライフスタイルに合わせて間取り変更や設備交換などを自由にできます。
また、退職までにローンを完済すれば老後の住居費の負担が軽くなるので、そこで軽くなった負担を他の事に補填することが出来ます。
デメリット
持ち家のデメリットは、転勤などで遠くに行かなければならない場合でも移動しにくくなるという点です。またその場合、住宅ローン控除が受けられない期間の移動は、家族も引っ越しをすると控除が受けられなくなるため、単身赴任を選択しなくてはならない事もあります。
その他にも、将来的に今より収入が減っても居住費を下げることが難しい事や、メンテナンス費用、固定資産税などがかかってきます。
クオリティの高い設備で安定した暮らしをしたい人や、定年までにローンを完済できる人、DIYが好きな人などは持ち家を購入することをお勧めします。
どちらが得か
ここまで、賃貸住宅と持ち家のメリットとデメリットをお伝えしてきましたが、結局どちらが良いのかですよね。
特にお金の面はしっかりと抑えておきたいところです。
結論から申し上げると、高気密・高断熱住宅に住むのが一番お得と言えます。その理由は月々の電気代です。
<一般的な住宅の場合>
・建築費…2.100万円(30坪程度)
・住宅ローン…約6万1.000円/月
・電気代…約2万5.000円~3万円/月(3~4人家族の場合)
<高性能住宅の場合>
・建築費…2.300万円(30坪程度)
・住宅ローン…約6万7.000円/月
・電気代…約1万円~14.000円/月(3~4人家族の場合)
電気代を見ると月に1万円の差が出る事が分かります。これが1年で12万円、20年で240万円と差が広がっていくのです。
まとめ
賃貸住宅も持ち家もどちらもメリットとデメリットがあります。また、どちらも向いている人と向いていない人がいる、という事もお分かりいただけたと思います。
家を借りるのも、建てるのも将来的なランニングコストを踏まえたうえで、どちらが自分に向いているのかを検討して頂けたらと思います。
グレースホームでは、家づくりに関するご相談、資金相談、モデルハウスの見学を随時行っております。また、期間限定の完成見学会もございますので、お気軽にお問い合わせください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。