回遊動線の家
こんにちは。R+house中津・行橋店のブログをご覧いただきありがとうございます。
毎日暑い日が続いていますね。こんな日は家でゆっくりテレビや映画鑑賞をするのが楽しみです。テレビドラマと言えば、この夏に始まった「魔法のリノベ」ご覧になっているでしょうか?リノベーションをきっかけにその家に住む家族の問題を解決していくストーリーなのですが、先日の放送で「回遊動線」というワードが出てきました。回遊動線と言われてもどういう意味?という方も多かったと思いますので、今回は中津市にある弊社モデルハウスをご紹介しながら説明していきたいと思います。
回遊動線とは?
初めにご説明すると、回遊動線とは家の中に行き止まりがなく、家中をぐるぐると回れる動線を指します。回遊できる動線を取り入れることによって、家の中をスムーズに行き来できるようになるため、生活の上で感じる不便を解消する効果があります。
ドラマのエンディングでは毎回新しくなった家で幸せに過ごす家族の様子が流れるのですが、先日の回でもキッチンから寝室、寝室からリビングへ一周している2人の様子がありましたね。
ぐるっと回れる平屋
それでは実際に回遊動線を取り入れた弊社モデルハウスの平屋を見ていきましょう。
まず玄関を入ると洗面スペースがあるのが分かります。帰宅後にすぐ手を洗うことが出来るので便利ですね。シューズクローゼットも大容量なので、靴が増えても困りません。玄関前にはV字の壁が程よい目隠しになっているので、プライベート空間は見られにくくなっています。
広がるLDK
玄関から奥に進むと広々としたLDKになっています。この住宅、実は敷地が変形地になっていて、坪数は30坪しかありません。それを感じさせないこの広さは、ウッドデッキ側に作られたこちらの大きな窓です。また、ウッドデッキに伸びる軒は、夏の日差しを避け、冬は採光する角度に設計されているので一年中快適です。
憧れのウッドデッキ
限られた敷地にも関わらず、ウッドデッキの広さも十分で、バーベキューが楽しめるようになっています。また、外に水栓もあるので洗い物なども困りません。外から見ると先程リビングから見た窓の大きさが分かりますね。
キッチン
話が少し脱線してしまいましたが、回遊動線に戻りましょう。
キッチンの後ろに通路があるのが分かります。こちらの通路を通ると寝室・ロフトへと繋がるようになっています。それでは通路を通ってみましょう。
通路に飾り棚を付けることで、一気にオシャレな空間になりますね。インテリアを飾っても良いですし、観葉植物を置くのもナチュラルな雰囲気になっておススメです。
寝室
こちらが通路の先にある寝室です。落ち着いたアクセントクロスが居心地の良い空間を演出していますね。寝室の奥にはウォークインクローゼットもあり、朝の身支度をスムーズに行う事が出来ます。
ハンガーパイプもあるので長めのコートなどを掛ける事も出来ます。
寝室を出ると目に入るのがロフトへ繋がる階段です。ロフトにも窓があるので上から陽光が差し込んで明るい空間になっています。
一周してきました
先程寝室側から見たロフトの階段があるのが分かります。そして手前は最初にご紹介した洗面スペースです。これで玄関から一周したことになりますね。ちなみにバスルームは洗面スペースから奥に入ったところにあります。
回遊動線のデメリットは、プライベート空間の確保が難しくなるところだと言われていますが、建築家との家づくりならバスルームを回遊動線上から外した場所に作るなど、デメリットをデメリットにしない工夫を凝らした設計にすることが出来ます。
メリットいっぱいの回遊動線
回遊動線を取り入れた平屋の家、いかがでしたでしょうか。では最後に回遊動線のメリットをまとめてみましょう。
<動線のショートカットが出来る>
例えば、掃除機をかけるのもぐるっと一周できる間取りなら同じところを何度も通る必要がなくなりますし、買い物から帰って来たときにキッチンへの入り口が2つあることで効率よく片付けをすることも出来ます。朝の忙しい時間帯も混雑が解消されそうですね。
<部屋が広く感じられる>
家の中に行き止まりがある場合は、どうしても閉塞感を感じやすくなります。しかし回遊動線を取り入れると、行き止まりが減るため、開放感のある空間を作ることができ、家全体が広く・大きく感じられます。
<安全面でも>
回遊動線のある家の場合、空間が開放的になるので、家にいる人の気配を感じられます。お子様を一人で遊ばせていても、何かあった時にすぐ察知できるというのも大きなメリットと言えますね。また、もしもの時の避難ルートが確保しやすいので安心感を得られます。
まとめ
いかがでしたか?今回はドラマに出てきた「回遊動線」という言葉について実際の住宅をご紹介しながらお話していきました。また気になるワードが出てきたときには皆さんのお役に立てるようにブログでお伝えしてきたいと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。