取り入れたい"下がり天井"
こんにちは。R+house中津・行橋店のブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は「下がり天井」についてお話していきたいと思います。
下がり天井と言われてもあまりピンとこないという方も多いと思います。単に天井が低い事を指すのではなく、天井の一部分を下げて施工している天井の事を下がり天井と言います。では下がり天井を取り入れる事のメリットを見ていきましょう。
空間を仕切ることができる
下がり天井を取り入れることで、見えない壁を作ったように空間が仕切られた印象になります。キッチンからダイニング、リビングと続くスペースは、解放感を得られる反面、間延びした雰囲気になってしまう事もありますよね。しかし壁を付けたり、家具で仕切っては狭い印象になってしまいます。天井を下げることで仕切られるのは「空間」「雰囲気」だけなので、狭いと感じられることはありません。
リビングからキッチンを見た時に、キッチンが別空間であるような視覚効果があるだけでなく、実際に天井の高さに変化を付けたスペースの下に立ってみると、雰囲気の違いが感じられます。
下げた天井部分の素材や質感、色を変えるとさらにメリハリをつけることが可能です。床を高くして空間を仕切る方法もありますが、小さなお子様やご高齢の方がいる家庭などはつまづいて怪我につながる可能性もあります。下がり天井なら床はバリアフリーなのでその心配もありません。
広く感じる
天井を下げたキッチンをリビングから見ると、ググっと奥行きが出るので、部屋全体に広がりが感じられます。通常、天井や壁のクロスは明るい色が使われることが多いですが、下がり天井の部分は少し暗めにするとさらに効果的です。天井を低くすることと、暗いクロスの視覚効果で、部屋に広がりをもたせることが出来ます。色や素材を変えて、特別な空間に魅せる事が出来るとおしゃれ度アップですね。
どこに作るのがおすすめ?
下がり天井を取り入れたいけど、どこが適してるのか分からないという方も多いと思います。ただ下がり天井を造っただけでは、下手をすれば天井が低く見えるだけになってしまう事もあるかもしれません。「下り天井を作るのにベストな場所」=それがキッチンです。
キッチンは元々天井の高さがあまり必要のない場所ですし、さらには奥まった位置に作ることが多いので天井を下げやすいです。そのため下り天井にする場合、キッチンというのは間違いのない場所とも言えます。
また、キッチンだけでなく、ダイニングも含めて下り天井にするというケースもよくあります。特にキッチンと横並びでダイニングテーブルがある場合は、まとめて下り天井にした方が綺麗に見えるようになります。
リビングや寝室の場合は?
リビングを下り天井にするケースでは、リビング全体でなく、どこか一部を下り天井にすることになります。リビングは広いので、リビング全体を下り天井にするというのはあまり現実的ではないからです。また、下り天井にする事で素材を部分的に変えることができるので、メリハリの効いたおしゃれなリビングにすることができます。
その他にも寝室は元々横になる部屋なので高さを出す必要がない分、下がり天井を作りやすい部屋です。間接照明などと合わせると落ちついた雰囲気のベッドルームにすることが出来るので、下がり天井に適した部屋と言えますね。
まとめ
今日は下がり天井についてお話させて頂きましたがいかがでしたか?
壁を作るのではなく、開放感を保ったまま空間を仕切ることが出来る下がり天井。素材や色を変えることでおしゃれ度もアップしてくれるだけでなく、間接照明などと組み合わせることで落ち着いた雰囲気にもしてくれるので、これからのお家づくりに取り入れてみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。