平屋と２階建て 気になるお金のこと
こんにちは。R+house中津・行橋店のブログをご覧いただきありがとうございます。今日はタイトルの通り、平屋と二階建てどちらを選ぶかについてお話していきたいと思います。
家づくりを始める際にまず決めなければいけないのが、平屋にするか二階以上にするか、という事だと思います。
「今すぐ住むなら部屋は多い方が良いから二階建てだけど、将来夫婦2人暮らしになる事を考えると平屋にするべきか…」
「そもそもお金の面ではどれくらい変わってくるの？」
そうお考えの方も多いのではないでしょうか。それぞれメリット・デメリットがあるので、まずはそこから見ていきましょう。
平屋のメリットとデメリット
＜バリアフリーでお子様やお年寄りに優しい＞
家の中での事故やケガの割合を見ると、階段はかなりの確率を占めています。小さなお子様やお年寄りには平屋は安心して過ごせる家ですね。
＜家事の時短にも＞
平屋のフラットな空間なら、階段の上り下りがなく家事全般を楽に行うことができます。たとえば、洗濯物をもって階段を上がり降りすることもなく、面倒な階段の隅の掃除機がけもありません。生活動線がシンプルで、スムーズに家事を行うことができます。
＜コミュニケーション＞
平屋は家族の声や気配を感じやすいので、自然とコミュニケーションも増えていきます。
一方、平屋のデメリットは「部屋数を確保しづらい」「プライベート空間が少なくなりやすい」「空き巣などの被害は二階建てに比べて心配」という点があります。しかし、建築家との家づくりでは将来を考えた間取りや、限られたスペースにプライベート空間を取り込むなど、オーダーメイドの家づくりが出来るので、そこはデメリットに入れなくても良いかと思います。
二階建てのメリットとデメリット
＜部屋数を確保しやすい＞
垂直方向に空間を確保できる2階建ての家なら、限られた敷地に大きな空間を確保しやすくなります。広いリビングを設けたり、子ども部屋を増やしたりといった余裕のある居住空間を実現できるでしょう。もし同じ延べ床面積の家を平屋で建てると、およそ2倍の土地が必要になります。
＜プライバシー＞
階段を隔ててフロアをわけることで、プライバシーを確保しやすいのも2階建ての特徴です。１階を親世帯、２階を子世帯とした二世帯住宅でも、互いにちょうど良い距離感が保てるでしょう。
また、外部からの目線の位置が高くなり、外からのぞきにくいことも2階建ての特徴です。
一方、デメリットは「家事動線が長くなる」「家族間のコミュニケーションが少なくなりやすい」「高齢になると二階を使用しなくなる傾向がある」という事が言えます。家事動線が長くなる点については、二階に洗濯物を干すなどの場合が考えられます。こういったデメリットも建築家との家づくりではデメリットになりにくいと思います。
気になるお金のこと①
では、平屋と二階建ての費用について見ていきましょう。まずはメンテナンスです。
結論からお伝えしますと、メンテンナンス費用は平屋より二階建ての方が多くかかってしまいます。
建物の仕様にもよりますが、2階建ての場合、外壁や屋根の塗装をする際に大掛かりな足場を組む必要がありますし、スペースや追加設備が必要なケースもありコストが膨らみやすくなります。また、日常の掃除でも階段の清掃を始め、手間がかかります。
長い目線で考えたランニングコストを含めても、平屋の方が安くなりやすいのです。
気になるお金のこと②
家を建てると、毎年納めることになるのが固定資産税です。これも、延べ床面積が同じ家であれば、広い土地が必要になる平屋のほうが固定資産税は高くなる傾向があります。
一方、建築面積が同じ場合、壁や階段など資材を多く使う2階建ての方が固定資産税は高くなるでしょう。
とはいえ、土地の広さや建物の仕様が同じであれば、平屋も2階建ても税額にそれほど大きな違いはありません。いずれにせよ、固定資産税を抑えるには地価の安い土地に家を建てたり、木造でシンプルな造りにしたりすることがポイントといえます。
まとめ
平屋
・家族のコミュニケーションが取りやすく、将来もバリアフリーで暮らしやすい。デッドスペースが少ない。
・広い面積が必要で、建築費用は二階建てより高くなる傾向にあるが、長い目で見るとメンテンナス費用など抑えられる。
二階建て
・土地も含め、建築する際の費用は平屋より抑えれる傾向にある。
・部屋数も確保しやすく、プライベート空間が出来るので、将来家族が増えても余裕を持って暮らすことが出来る。
・メンテンナンスの際は足場などの費用がかかる。
いかがでしたでしょうか。今日は平屋と二階建てのメリットとデメリットに加えて、お金のことについても触れていきました。今日あげたデメリットの中には、建築家とのオーダーメイドの家づくりで解決できる点も多くあると思いますので、気になる方はお気軽にお問い合わせ下さい。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
