地震に強い家
地震に強い家
こんにちは。
R+house中津・行橋店のブログをご覧いただきありがとうございます。
先日、石川県で最大震度5強という大きな地震が発生しました。
被災された方にはお祈り申し上げます。
日本およびその周辺では小さな地震を含めて1年間で1000回~2000回起きていると言われています。
自分の住んでいる地域に大きな地震が起きた時、自分の家は大丈夫かと心配になりますよね。
今日は家づくりをする際に大切な耐震についてのお話をしていきたいと思います。
家づくりの要「基礎」
耐震性を高めるのに欠かせないのが「基礎」です。
いくら頑丈な家を建てても基礎が不安定だと地震には耐えられません。
基礎には大きく分けて2種類あります。
・ベタ基礎
基礎を厚い盤面で一体化させる仕様のこと。
布基礎に加えて床下全面に鉄筋を配しコンクリートを流し込むため、面全体で建物を支えることができます。
・布基礎
平均台のようにいくつも連続したコンクリートの面で土台を受ける仕様のこと。
外周全体などに連続してコンクリートを設置して建物を支えることができます。
ベタ基礎と布基礎の耐震性を比べると、面で支えるベタ基礎の方が不同沈下が起こりにくく優れていると言えます。
上記の写真は実際に建てられたお家の基礎です。R+house中津・行橋店では耐震性の高い「ベタ基礎」を採用しています。
耐震等級とは?
耐震基準の目安として耐震等級という指標があります。
耐震等級は3段階あり、
・耐震等級1:建築基準法の規定の強さ
・耐震等級2:建築基準法の1.25倍
・耐震等級3:建築基準法の1.5倍
耐震等級3を獲得している家が耐震性に優れているという事です。
建築士の厳密なチェック
R+houseのすべての住宅は、構造専門の建築士が、その耐震性をさまざまな角度から厳密にチェックしています。
①建物への荷重
建物本体の重さに加え、家具や設備・積雪荷重など長期に渡る荷重に柱や梁が耐えられるか梁のたわみに問題がないことを確認します。
②風圧力
台風などの強い風を受けても倒壊や崩壊しない事を確認します。耐風強度2の確保も可能です。
③地震力
地震による強い揺れでも倒壊や崩壊しない事を確認します。R+houseでは耐震等級2を標準とし、耐震強度3の確保も可能です。
④接合部の確認
外力により柱脚・柱頭及び緩衝材等の各接合部分に加わる力を解析し、安全を確保します。
⑤基礎の設計
建物を支える基礎が十分な強度を確保できるように設計します。
⑥偏心率
建物の重心と剛心のズレが大きければ、ねじれが発生しやすくなります。このズレが大きくないことを確認します。
さいごに
今日は地震が多い日本だからこそ考えたい「家づくりの耐震性」についてのお話をしていきました。
これからお家づくりを考えられている方は「耐震等級は何ですか?」という質問を忘れずにしてみて下さいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。