住宅購入後、どんなお金がかかるの?
暮らしてからかかる費用を知ろう
マイホームを建築し、暮らし出すと
今までになかった支払いも増えてきます。
暮らしてからかかる費用を知ることで
計画的に準備も出来ますし、
資金計画の際にも、役立ちます。
人によって、内容は変わってきますが、
ご参考になれば幸いです。
固定資産税・都市計画税
まずは、暮らしてからの支払いとして
よく見聞きするのは、
固定資産税、都市計画税ではないでしょうか。
土地の所有者、家の所有者は
「固定資産税・都市計画税」を、毎年納める必要があります。
市町村の税金となります。
自治体によって、少し違いがあるものの
一般的には、1月1日の所有者に、
税額は、市町村が「土地」と「建物」の「固定資産税評価額」を
決め、それに一定の税率をかけて計算されます。
4月ごろに納税通知書が送られ、
そこに書かれた期日までに納めます。
一括で納めるほか年4回の分納も出来る場合も。
また、新築住宅には、
税金の軽減措置も受けられることもあります。
火災保険・地震保険
住宅ローンを利用される方は、
融資実行時に、火災保険の加入が
必須となっていることが多いです。
建物の金額に応じて、また
どんな内容をつけるかによって、
金額は変わってきます。
予め、見積りを取っておきましょう。
火災保険や、地震保険は、
昨今の災害などで、金額が上がっていっています。
保険金額を安くするために、
省令準耐火構造、耐震等級3の取得も有効です。
保険は、もしもの備えです。
住宅ローン利用時には、団体信用保険の加入が出来ますが、
これを機に、保険の内容の見直しや追加もおススメです。
必ず、修繕費・管理費が必要となる
新築時は、見落としがちですが、
自分の家は、自分で修繕費を準備することが
必要になります。
キッチンやお風呂などの水まわりの交換には
200万~300万円ほど。
外壁や屋根の修繕にも、100万~200万円の費用がかかる。
10~15年程度の周期で
まとまったリフォームに対応できるよう、
計画的に費用の準備をしていきましょう。
さいごに
多くの人が、35年の住宅ローンを組んで
返済していきます。
余裕があれば、繰り上げ返済をして、
早く支払いが終わるようにする方法もあります。
このように長期間にわたるローン返済を無理なく行うため、
家の購入を機に、家計管理をしっかり行う習慣を
つけることが大切です。