オーバーなくらいでちょうど良い?!
こんにちは。
アールプラスハウス中津・行橋店のスタッフ中野です。
珍しく積雪が続いた中津市内です。
数年に一度は、平地でもそれなりに積もることは
ありますが、こんなにも積雪が続くことは
しばらく経験がありませんでした。
中津市では、一部水道管破裂の為断水や、
水量低下の為、節水の呼びかけが行われています。
昨今の気象状況を考えると、
今後何が起こっても不思議ではないように感じます。
だからこそ、私たちの家づくりは
住宅の性能にこだわります。
UA値・C値は、どのお家も0.5以下。
UA値とは、外皮平均熱貫流率 です。
読み方は、そのまま
【ゆーえーち】と読みます。
外皮平均熱貫流率(UA値)は、住宅の内部から
床、外壁、天井(屋根)や開口部などを通過して
外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値となります。
外皮平均熱貫流率(UA値)=熱損失量(w/k)÷外皮面積(m2)
1m2あたり何wの熱が逃げるかを表しています。
値が小さいほど熱が逃げにくく、
省エネルギー性能が高いことになります。
今までは、Q値が使われていましたが、
現在は、省エネ性の義務化に伴い
基準としてUA値が使われるようになります。
では、UA値の基準は
どのようなモノでしょうか。
大分県は、5と6の地域に分かれます。
アールプラスハウス中津・行橋店の事務所は
6地域です。
この地域区分から、
基準値が決まっています。
6地域は、0.87
アールプラスハウス中津・行橋店の
UA値の基準は0.5以下。
要は、北海道と東北の間くらいの基準値を
設けていることになります。
UA値は、断熱材の厚さや施工
サッシの大きさや種類
ガラスの性能などを用いて計算されます。
と、言うことは
高性能なものを使えば
数値はさがると言うことです。
しかし、UA値はあくまでも
机上での計算の数値。
計算通りに、施工が出来るかは
人の手頼みです。
しかし、それを確認しようがないですね。。。
そんな時に行うのが、
気密検査。
気密性能は、C値で表されます。
C値とは、相当すき間面積のことで
家中の隙間がどのくらいあるのかを、
現場にて実際に測定します。
このように、機械で測定します。
お写真のお家は
C値は0.1でした。
残念ながら、C値に関しては
国の基準はありません。
C値=1であれば、良いほうだと言われています。
数字か小さくなればなるほど、良い値です。
国の基準値は、あくまでも
最低限の数値である事は
是非知っておいていただきたいです。
なぜか、先進国の中でも
随分と低い設定値です。
新築したけれども、なんだか
寒い・暑い・光熱費がものすごくかかる
などの事態が起こっているのは、
国の基準値と、ご自身の期待値が違っていたと
言っても過言ではありません。
基準値だから、快適な家になるとは
言いきれません。
せっかく、建築コストを抑えたのに
住んでからの光熱費が思った以上にかかるとなれば
お金の払い方が違うだけで
住居費にかかる費用は同じになってしまいます。
家づくりは、暮らしてからの
コストにも目を向ける必要があります。
一般住宅と高性能住宅の光熱費を
実際にお施主様にご協力頂きました。
お見せすることが出来ます◎
ぜひ、光熱費の違いもご確認ください。
今回の省エネ性の義務化を受けて思ったことは、
永く暮らす家は、建てたときは基準通りでも
数年で、また基準は変更され
既存不適合住宅になってしまうと言うこと。
そして、性能は
新築時が100としたら、年々下がっていくことは
否めないということ。
基準値の家ではなく、
期待値の家を考えてみませんか。
まずは、モデルハウスで
ご体感くださいね。