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災害時、普段通りに暮らせる住まいづくり

 
 
 




こんにちは!
グレースホームスタッフの和才です。


今回の九州地震、特に熊本県での被害が大きく出ています。
今後も強い揺れを伴う余震の恐れがあるとのことですので、まだまだ不安が続きますね。


被災された方々へのお見舞いと、亡くなられた方々へのご冥福をお祈り致します。


こういう時だからこそ防災意識を強く持ち、災害時の対策を再確認しましょう!


地震など大きな災害の発生から救助までの時間が72時間を超えると、
その生存率は極端に下がると言われています。


こうした考えから、地震の際には強い耐震構造によって家族を守ることに加えて、
被災後も日常に近い生活を送るための機能が注目されつつあります。


近年の住まい提案で増加しているのは、電力自給自足提案です。


太陽光発電システムやエネファーム等の創エネ機器と、家庭用のリチウムイオン蓄電池を組み合わせることで、災害時でも電力を発電し、貯めて使うことが可能となります。


ですが蓄電池は、補助金がなければ採用が難しいほどの価格の高さが課題となっています。


しかし自然エネルギーの活用は国策の中でも重要な位置づけであり、エネルギーを貯めて効率的に使える蓄電池は、将来住まいの標準装備となる可能性も高い装置です。


このほか、住宅の床下に設置した貯留槽へ3日分の飲料水を衛生的に貯められる「飲料水貯留システム」や、生活用水が自然に貯まる「雨水利用システム」「雨水タンク」など、災害後も普段通りに暮らすための様々な工夫を導入しています。


家は「家族の命を守る」重要な場所です。
生活を楽しむことや、家事効率を良くすることも大切ですが、万が一の災害時に備えて
「どんな家づくりをしたら家族の安全を確保できるか……」
という視点から考える住まいづくりも大切ですね。

 

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